包茎の種類と短小との関係性についてご紹介。
包茎の種類

包茎(phimosis)の種類は基本的には3種類です。ですが、包茎でなかった人が色々な状況によって包茎になってしまう事もあります。それぞれの違いとその治療方法についてご説明します。
- 【包茎の種類】
- ├真性包茎
- ├仮性包茎
- ├カントン包茎
- ├埋没包茎
- ├老人性包茎
- └糖尿病性包茎・カンジダ性包茎
- ・包茎が原因で起こる病気
- ・短小と包茎の関係性
- ・包茎は英語でphimosis
真性包茎
正常時はもちろん、勃起しても皮が被った状態のままであるペニスの状態を真性包茎と言います。
生まれた時はみんなこの真性包茎の状態ですが、成長していくなかで自然に剥けたり自分で剥いたりして包茎を脱します。
亀頭と皮がくっついていて痛くて少しも剥く事が出来ない、セックスも痛くて出来ない、カスが溜まってしまう事で炎症したり感染症になる確率が高くなってしまったりと真性包茎はいい事がありません。
男性の約1%にあたると言われているので非常に少ないとは思いますが、この真性包茎に当てはまるという人は残念ながら自然に治る事はないので治したい場合は手術が必要となります。
仮性包茎
包茎の中では1番多くて男性の60%はこの仮性包茎だと言われています。 正常時は皮がかぶっていても勃起時、または手で剥くことが出来る状態であればそれは仮性包茎です。
完全に剥けている状態に比べると少しばかり衛生的に問題はありますが意識して清潔に保つようにすればそれほど深刻に悩む必要はありません。
手術なら確実に治す事が出来ますがそこまでしてっていう人にはペニス増大サプリでペニスを大きくする方法がおすすめです。
ペニスが大きくなる事で亀頭が顔を出し、仮性包茎からずる向けの状態に近づける事が出来ます。
カントン包茎
正常時は皮を被っていて、手を使えば剥く事が出来る状態。だけど勃起時に剥くと亀頭が痛い。締め付けられる感じがある。といった人はカントン包茎にあてはまります。
軽度の人は違和感だけで済みますが、重度の人は無理やり皮を剥くことで戻らなくなってしまって腫れてしまったり最悪の場合うっ血してペニスが壊死してしまうというケースもあるので締め付けがすごいという場合は無理に剥こうとするのはやめましょう。
どちらにせよ痛くてセックス出来ないのできちんと病院に行って軽度か重度の診断を受け、適切な治療を受け早めに治すようにしましょう。
埋没包茎

ペニスが下腹部に埋もれてしまって見えなくなってしまう状態の事を埋没包茎と言います。この場合、皮でなく皮下脂肪が被ってしまっているのが原因なのでこの包茎に悩んでいる人のほとんどが肥満体型という事になります。
やせる事が一番の解消方法と言えますが、まれに包茎じゃない人が埋没包茎になり、痩せても皮が被った状態のまま元に戻らずそのまま仮性包茎になってしまった。というケースもあります。
埋没包茎になるとセックス時に体位が限られてしまう他に、ピストン運動が出来なかったり、女性を満足させられなかったりとセックスを楽しむ事が出来なくなってしまいます。少しペニスが埋もれてきたな…と思ったら生活習慣を見直すなどして気をつけるようにしましょう。
老人性包茎

歳を取ると顔にハリがなくなりタルミが出来るのと同じで、亀頭のハリがなくなり皮がたるんでしまって被ってしまった状態を老人性包茎といいます。
その他に歳を取ると身長が縮んでしまうのと同じで骨や筋肉が小さくなってしまいペニスの大きさ自体が小さくなってしまう事で包茎になってしまうというパターンもこの老人性包茎にあてはまります。
老化が原因なので解消のしようがないように思いますが心配する事はありません。まず亀頭増大手術を受ける事で亀頭のサイズを大きくし引っかかるようにするといった事で包茎にならないようにする方法ともうひとつ。
増大サプリを飲む事でペニスの大きさやハリを保ち続けるようにするといった方法です。老化が原因で起こるこの老人性包茎はペニスを老化させなければ防ぐ事が出来るというわけです。
ペニスを元気に保つのならED治療薬でも効果はありますが、身体への負担も大きくなってしまいます。増大サプリであれば天然成分である為、ペニスへの効果以外に身体に健康的であるといった事もおすすめのポイントです。
糖尿病性包茎・カンジダ性包茎

このふたつはそれぞれの合併症が原因で包茎になってしまう状態の事を言います。
糖尿病の場合、悪化すると皮膚が弱くなってしまって皮を剥く際に炎症や裂傷が出来てしまう事があります。これを繰り返す事で皮がどんどん硬くなってしまい皮が剥きにくいといった状態になります。
最悪の場合、硬くなりすぎてしまってそのまま痛みを伴うカントン包茎や剥くことが出来ない真性包茎になってしまう事もあります。
カンジダ症の場合も同じで炎症が出来た部分の皮が硬くなる事で剥けなくなってしまう状態の事をいいます。
この糖尿病性包茎・カンジダ性包茎になってしまうと自然に治るという事はありません。無理に自分で剥こうとしても炎症や裂傷を悪化させ皮膚がどんどん硬くなってしまうという悪循環になってしまうので絶対にやめましょう。
治療法としては先に糖尿病やカンジダ症をしっかりと治す事です。病気を放置する事は本当に危険です。少しでも違和感を感じたらすぐに病院に行くようにしましょう。
包茎が原因で起こる病気

包茎が原因となって病気になってしまうというのは医学的にも証明されている事実です。引き起こされる病気の種類も様々で、特に真性包茎の人、カントン包茎の人のリスクはものすごく高いとされています。
真性、カントンの人は包皮を剥く事が出来ない事から衛生状態を保つ事が出来ず、そこに病原菌がたまりやすい事が理由です。病気になってしまうその前に包茎自体を治してしまうようにしましょう。
性病
包茎でないペニスに比べて亀頭部分が非常に繊細になってしまっている事から、感染しやすいリスクはとても高いとされています。
ひとつだけでなく他の感染症も一緒に発症してしまったりと大変厄介な事になってしまうというリスクもあり非常に危険です。
性病の中には完治する事なく保菌者となってしまうヘルペスや一生薬を飲み続けなければならない不治の病であるエイズなどもある為、性行為を行う際は出来るだけコンドームを装着するようにしましょう。
病原菌がかぶった皮の中で増殖、繁殖してしまうと完治までに時間がかかってしまったりするケースもあります。感染した場合は早めに治療するようにしましょう。
亀頭包皮炎
包茎の人に起こりやすい典型的な病気のひとつで、包皮と亀頭の間に細菌がたまり炎症を起こした状態の事を言います。
汗をかいた状態でそのまま寝てしまったり、水で流すだけできれいに垢を落とさなかったりした事が原因で起こりやすく、包茎の人の場合は蒸れやすい事から確率が高いとされています。
赤く腫れたり水ぶくれが出来る、痛みがあるといったような症状が出ます。
塗り薬を塗って治します。当然ですが完治するまではセックスは禁止です。
乾燥性亀頭炎
亀頭包皮炎など炎症を繰り返したり慢性化する事で発症します。ペニスの先の方の皮膚が真っ白になって触ると硬くなっている状態の事を言います。
尿道付近に発生してしまうと尿道部分をふさいでしまい、尿を出す事が出来なくなってしまう事があります。
そうなると外科的な手術が必要となってしまう為、炎症が起こったらすぐに病院に行って慢性化しないように気を付けましょう。
尿路感染症
尿が通る道に細菌が入り込んでしまい炎症を起こし、排尿の際に不快感や痛みがあります。
放置すると高熱が出てしまったり腰痛や吐き気などまったく関係ない部分にまで症状が出てしまう事もあり、さらには再発しやすくしてしまうといった事もあります。
少しでも症状が出たら病院に行き、症状が進行してしまう前に治療してしまえるようにしましょう。
陰茎がん
発症する確率はかなり低いとされていますが、通常のむけたペニスに比べるとその可能性は包茎の人の方が高いと言われています。
ペニスに発生するがんで、亀頭や包皮部分に悪性腫瘍が出来てしまいます。自覚症状がない事から、他の場所に転移してしまってから気付くといったケースもあるので注意が必要です。
少しでもがんのリスクを減らす為、包茎の治し方を参考に早めに治せるようにしましょう。
短小と包茎の関係性

実は包茎と短小はセットになっているケースが圧倒的に多いというのはご存じですか?
一般的に思春期頃からペニスは成長し、それまで覆っていた包皮から亀頭が露出してきます。
ところがペニスが小さくて短いままだと包皮が余ってしまい、大人になっても包茎状態のままになってしまう事が多い事からこの様な事が起こります。
包茎は百害あって一利なしとも言われています。病気はもちろんの事、その他に多いのが女性とのセックスにおいての問題です。
包茎ペニスは実は女性にとってはあまり喜ばしいものではありません。
包茎はいくら清潔に保とうとしても、包皮の裏側に尿がついたままのことが多く、特に夏場なんかは悪臭を放ち雑菌が繁殖します。
雑菌が繁殖してしまうと感染症の原因になってしまったり、そのままパートナーとセックスした際には子宮頸がんを引き起こす原因にもなりかねません。
そもそもそんな不潔なペニスを好きという女性はほとんどいません。
セックスに関してもペニスの皮が一緒に動いてしまう為、女性はあまり気持ちよくないと感じてしまいます。
他にも日頃皮がかぶってしまってる事でむけた際に亀頭の部分が敏感になりすぎてしまって少しこすれただけでも感じてしまい、早漏の原因となってしまうといった事が多く見られます。
そうなると女性はセックスに満足する事が出来ません。
これは交際して行くうえでは非常に重大な問題へと発展してしまう事があります。
包茎である事は短小であるだけよりも深刻で、短小であるうえに包茎なのはさらに深刻な問題だと認識しておきましょう。
ただし、この問題に関しては両方治療する事が可能です。
短小、包茎のどちらかだけでなく両方だという人は短小を治せば包茎も治るといったケースが多いのでセットで悩んでいるという人はまずは短小を改善する方法を試してみるようにしましょう。
包茎は英語でphimosis

外国人のパートナーが出来た場合に包茎だと言ったり言われたりする事があるかもしれません。日本人に多そうなイメージですが、外国人にももちろん包茎の人はいます。そこで包茎を英語でなんというか調べてみました。
包茎は英語で「phimosis」と表記します。発音はカタカナで表現するとファイモゥシスです。
包茎はphimosisですが、仮性や真性、カントンと種類によって使い分ける場合は、仮性包茎の場合は「pseudophimosis」、カタカナで表現するとスードファイモゥシスです。
カントン包茎の場合は「paraphimosis」で、カタカナで表現するとパラファイモゥシスです。
欧米では真性包茎の場合は包茎と同じで「phimosis」のままになります。人数が少ないというのも理由のひとつのようです。
ちなみに包茎の~といった使い方をする場合は「Phimotic」です。
英語を知っていれば画像検索などをする時にも便利です。ちなみに短小はそのままで「small penis」だそうです。